【はじめての振袖】振袖を着る時に必要な着付け小物一覧!リストでチェック

成人式

・成人式に向けて振袖用の小物を準備したい

・振袖の着付けのために不足品がないかチェックしたい

晴れの日の着物、振袖。

成人式や結婚式のお呼ばれなどで初めて着るという方も多いのではないでしょうか。

着用の当日に何を用意していけば良いか分からない方、リストでチェックしておきたい方に向けて分かりやすく解説します。

藍子
藍子

呉服業界勤務7年の私がご紹介します♪

振袖姿の各部名称を覚えよう

まずは振袖に必要な小物の名称を覚えましょう!

一目で分かるように図でご紹介します。

着用イメージで見るとこんな感じです↓

振袖と各小物の役割

振袖から着付け小物まで、それぞれの役割を説明します。

これを機に着物の基本をちょっとだけ身につけちゃいましょう!

藍子
藍子

そんなのいいから、リストだけチェックしたい!

という方は飛ばしてくださいね〜♪

振袖

まずは主役の着物、振袖です。

振袖は未婚女性の第一礼装で、袖が長いのが特徴的です。

現在では成人式や結婚式のお呼ばれ、正式な式などに着用するのが一般的です。

袋帯

袋帯はその名の通り袋状に縫われた帯で、フォーマルなコーディネートの際は金糸や銀糸を使って織られた豪華なものを選びます。

第一礼装である振袖に合わせて、フォーマルな帯を選びましょう。

帯締め

帯を押さえる役目をする小物です。

コーディネートのワンポイントにもなりますので、選ぶのが楽しい小物のひとつでもあります♪

帯揚げ

帯枕の紐部分を隠して装飾する役割のある小物です。

帯締めと同じくコーディネートのワンポイントになります。

伊達衿

着物の衿に重ねて付ける衿です。

「重ね衿」とも呼ばれます。

昔から振袖を着る際は「幸せを重ねる」という意味を込めて伊達衿を付け、装いをさらに豪華にすることが多いです。

こちらもコーディネートのワンポイントになりますので、楽しんで色選びをしてみてくださいね。

長襦袢

着物の内側に着る肌着的なものです。

振袖に合わせたサイズのものを用意します。

長襦袢の衿には半衿を縫い付けます。

半衿

長襦袢の衿に付けます。

本来は長襦袢の衿の汚れを防ぐために付けるものですが、大切なコーディネートの一部になっています。

振袖に合わせる半衿は、最もプレーンな白をはじめ、赤、緑、青などさまざまな色があります。

また、刺繍を施した豪華なものもあり、選択肢が多い小物のひとつです。

足袋

その名の通り足に履く靴下がわりのものです。

様々な色柄が存在しますが、振袖などのフォーマルな装いの際は白足袋を選びましょう。

肌襦袢・裾除け

肌襦袢と裾除けは、長襦袢の内側に着る肌着です。

肌襦袢は上半身、裾除けは下半身に着るもので、二部式になっていることで裾の丈を調節できるメリットがあります。

二部式が面倒、という方はワンピース型の「着物ワンピース」もありますので、こちらもオススメです。


ワンピース型の場合は丈の調節ができないので、長襦袢の裾よりも丈が長いものを選ばないよう注意してくださいね。

肌着が長襦袢の下から見えてしまうと、ちょっとカッコ悪いですよね💦

腰紐

着物や長襦袢の上から締める紐です。

着物や長襦袢を固定するための役割があり、着付けの必需品です。

着付け師さんによってはたくさん使う場合もありますので、余裕を持って用意すると良いでしょう。

伊達締め

腰紐と同じく、着物や長襦袢の上から締める小物です。

腰紐より幅が広く、腰紐の上に補助的に使います。

着崩れを防ぐために必須な小物です。

帯枕

帯の中に入れて使用します。

帯を背中に固定する役割があり、お太鼓(背中の帯の形)を綺麗な形に見せる役割もあります。

帯板(前板・後板)

締めた帯の表面を綺麗に見せるための薄い板です。

帯板を入れずに帯を締めると帯の表面にシワが寄りやすくなります。

通常の着付けでは帯の正面に使う前板のみを使うことが多いのですが、振袖は帯の後ろにも使う後板も使います。

コーリンベルト(着物ベルト)

両衿に挟んで使う小物です。

衿の着崩れを大幅に防ぐことができる優れもので、振袖には必要とされることの方が多いです。

衿芯

長襦袢と半衿の間に入れる芯です。

衿芯を入れないと長襦袢の衿がヨレてしまい綺麗な衿元になりませんので、こちらも必需品です。

三重仮紐(三連仮ゴム紐)

振袖の帯の着付けには必須のゴム紐です。

振袖の帯のアレンジは通常の着付けとは違い、大掛かりな着付けになることが多いです。

そこで活躍するのが三重仮紐。

ゴム紐が三重になったもので、難しい帯アレンジを作るために使用します。

タオル

着付けの際の体型補正に使用します。

タオルを体の凹み部分に当てて着付けをすることで凹凸が無くなり、綺麗な着姿になります。

タオルは一般的にお家にあるフェイスタオルなどでOKですが、フワフワで新しいものを選ぶのはNGです。

弾力があるものだと着付けが難しくなるだけでなく着崩れの要因にもなりますので、ガサガサしていて生地の薄い、古めのタオルを持参することをオススメします。

晴れの日に古いものなんて・・・と思う方が多いのですが、着付け師さんが結構困るポイントでもあるので、配慮いただくことをオススメします!

草履・バッグ

コーディネートのワンポイントでもあるバッグと草履。

「草履バッグセット」として販売されていることが多いです。

エナメル素材のものや布地素材のものがあり、着物や帯に合わせて選びます。

髪飾り

着物や当日の髪型に合わせて選びます。

振袖用として豪華なものがたくさん販売されていますし、オーダーメイドのものを用意する場合もあります。

髪飾りを付けるだけで一層華やかになりますので、ぜひ使っていただきたいもののひとつです。

振袖小物準備リスト

では最後に、振袖着用の当日に持参する「振袖・小物リスト」を作りましたので、ぜひご参考いただき当日までに忘れ物の無いようご用意ください♪

上のリストの内容の他に、ショールを羽織る場合もあると思いますが、必須ではありません。

お好みでコーディネートしてくださいね。

今回は振袖を着る際に必要なもののリストをご紹介しました。

初めて着る方も、リストをチェックしながら忘れ物のないように当日をお迎えくださいね。

良き晴れの日となることをお祈り申し上げます!

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